生長の家の本部事務所が2013年春に八ヶ岳南麓に移転し、「人と自然が共に伸びる社会の実現」を目指して“森の中のオフィス”を開設することを記念し、次代を担う世界の子供たちに夢と希望を与えるような創作童話と創作絵本を広く募集します。
☆こんな作品を募集します!
次のいずれかのテーマに基づくオリジナル作品
(1)物事の明るい面のみを認めて表現する生長の家の日時計主義に基づく内容
(2)森の生活、自然の素晴らしさ、自然と人間との深い関わりを描く内容
☆どなたでも応募できます!
テーマに賛同する方なら、信仰の有無、年齢性別、国籍は問いません。ただし、使用言語は、日本語・英語・ポルトガル語のいずれかに限らせていただきます。
☆大賞には30万円の賞金。優秀作は童話・絵本として出版のチャンスも
童話部門と絵本部門のそれぞれの大賞:30 万円(1名)、優秀賞:10 万円(2名)、佳作:3万円(3名)に賞金が与えられるほか、優秀作品には出版のチャンスもあります。
日本語は4000字以内、英語、ポルトガル語は2000words以内で表現してください。文字は、手書きではなく、ワープロ(パソコン)で入力し、A4の用紙に印刷してください。(タテ・ヨコ自由)
絵本として製本した形ではなく、原画の絵と文は別々に描いてください。文は対応する絵が分かるようにページ数を記載してください。どんな画材や技法を用いても結構です。絵と文を別々の方が担当して、共作として応募することもできます。
●作品サイズ:
本文:200mm×200mm(絵を見開き一面に描く場合は、縦200mm×横400mm)
表紙・裏表紙:215mm×215mm (絵を表裏一面に描く場合は、縦215mm×横430mm)
●ページ構成:表紙・裏表紙各1ページ、本文22ページ(11見開き)または30ページ(15見開き)
●総ページ数:24ページまたは32ページ
郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、職業または学校名、学年、電話番号(昼間の連絡先)、メールアドレス、このコンクールを知ったきっかけ、作品タイトル、コンセプト(主題)を応募用紙に明記し、作品(絵本の場合は原画ではなくカラーコピー)を同封して、宅配便、郵便小包、簡易書留にて応募ください。※応募作品は返却できませんので、原画の提出はご遠慮ください。入選した方のみ、後日、原画を提出していただきます。
平成24 年6月30 日(土) ※当日の消印有効
平成24 年秋(予定)
谷口雅宣(生長の家総裁)、谷口純子(生長の家白鳩会総裁)、ぬのい つよし(生芸連委員長)、永井泰子(イラストレーター)、パトリシア・ワダ(生長の家アメリカ合衆国伝道本部・第一副理事長)、宮裏準治(生長の家ブラジル伝道本部・講師局長)、山岡睦治(生長の家本部出版・広報部長)、岸重人(日本教文社社長)
宗教法人「生長の家」
株式会社 日本教文社
*童話、絵本ともに、応募者が創作した未出版物に限ります。
*入賞作品の出版権(電子媒体を含む)、二次的著作物とすること、及びその利用の権利は、宗教法人「生長の家」が取得できるものとします。
*入賞作品の著作権は著者本人に帰属するものとします。
*応募者の個人情報は、応募作品の受付および審査結果の連絡、賞品の発送等、コンクール実施の目的のみに利用させていただきます。
*入選者の方につきましては、お名前(ペンネーム可)や作品等を公表させていただくことを、あらかじめご了承ください。
*審査候補作品は、審査用に印刷する場合があります。
*応募作品、応募データは返却いたしません。
*応募作が盗作と認められた場合は、審査結果発表後でも入賞を取り消し、賞金も返却していただきます。
●日本語での作品
〒150-8672
東京都渋谷区神宮前1-23-30 宗教法人「生長の家」出版・広報部
「創作童話・絵本コンクール係」
電話:03-5474-6092(直通)
電話受付:午前10時から午後5時(木曜日は除く)
Fax:03-5474-6348(直通)
メール:hhf00716@nifty.com
●英語での作品
生長の家アメリカ合衆国伝道本部
Seicho-No-Ie United States Missionary Headquarters
14527 South Vermont Avenue, Gardena, CA 90247 U.S.A.
Phone:1-(310)323-8486
Fax:1-(310)323-2404
E-mail: sniushq@aol.com
●ポルトガル語での作品
生長の家ブラジル伝道本部
SEICHO-NO-IE DO BRASIL
Av. Engenheiro Armando de Arruda Pereira, 1266
Sao Paulo - SP - Brasil
CEP 04308-900
Phone: 55-(11)5014-2222(Ramal 1463)
Fax: 55-(11)5011-6848
http://www.sni.org.br/
E-mail: miyaura@sni.org.br
1952年ブラジル・サンパウロ州バウル市生まれ。同州サン・ベルナルド・ド・カンポ市在住。家族は妻と2人の子女。生長の家ブラジル伝道本部講師局長兼生産局長兼翻訳局長。 |
――絵本を作り始めたきっかけは?
1996年、ブラジルの生長の家の子供会で配布する小新聞『ケルビン』に童話を寄稿するようになったのが、きっかけです。その中の一つを絵本とすることになり、翌97年、1冊目の絵本が誕生。これまで、私の22の童話がポルトガル語で出版され、中にはスペイン語、英語、日本語、韓国語に翻訳された作品もあります。
――物語のアイデアはどのように?
神想観中に思い浮かぶこともありますし、夢の中や日常生活の中で浮かんでくることもあります。
――創作の時に心掛けていることは?
「人間は神の子で完全円満である」との教えを表現するようにしています。例えば、絵本『動物たちの教え』では、森の動物が互いの良い点を認めるようになると荒れた森が天国のような楽しい森になったという内容にしました。
――作画の担当者は?
現在はプロのイラストレーターに依頼し、最後に、ブラジル伝道本部の
生産局で絵と文の組み合わせを仕上げています。
――読者の反応は?
真理を易しく書いた内容は、読み聞かせや子供の読書で好評のようです。逆に、子供が母親に「困難を乗り越える」というテーマの童話を読んであげたら、母親のうつ症状が治ったという話も聞きました。
――あなたにとって創作の喜びとは?
完成した絵本を手にした時の喜びは言葉にできないほど大きなもの。絵本を読む子供たちの目の輝きに接したり、絵本を授業で使っている教師の喜びの声を聞くと、感激します。
――今回のコンクールの応募者に、創作のアドバイスをお願いします。
神想観を実修することです。賞を取るためではなく、人類や世界が良い方向に向かうための創作がよいですね。
――ありがとうございました。
生長の家の童話作品には、長く豊かな伝統がある。創始者・谷口雅春先生は、神誌に掲載していた童話を、昭和28年、初めて童話集『ひかり物語集』として出版。同年と30年、『善い子の童話』『おはなし讀本』を刊行した。これらは先生が、読んで面白く、自信と勇気を青少年の心に植え付けることを願って執筆されたもので、現在は「谷口雅春童話集」全5巻(『竜になった魔物の王女』『おしゃかさまの童話』『神さまと竜宮の話』『魔法の鼻物語』『幸福ものはだれ』、昭和51~52年)に収録されている。また50年、長編童話『新ファウスト物語』も刊行された(現在品切れ)。
前総裁・谷口清超先生は、昭和31年と32年、『光明諸國物語』(後に『世界のふしぎな話』と改題)『黄色い燈台』の2冊の童話集を刊行。現在品切れだが、この中から9編が劇画化され、「谷口清超童話コミック」の4冊に収録されている。(以上、いずれも日本教文社刊)
一方、総裁・谷口雅宣先生は、児童向けの著作は無いが、『こんなところに……』(生長の家刊)に“童話風”の作品5編が収録。
このほか、日本教文社では多くの児童向け書籍を出版した歴史があり、現在は8冊(聖典類を除く)を販売している。