体験談

神想観で心晴れ晴れに「神様と一体」の日々/岐阜教区栄える会副会頭 渡邉 典子

2024年8月5日  

私の夫は18年前まで金融関係で働いておりました。23年間、無遅刻・無欠勤と真面目に勤めておりましたが、突然リストラとなり、真面目でおとなしい夫は「何でや! 俺の何が。」と悔しがっていました。残務処理の1ヶ月は、夫は食事が進まず、心配いたしました。

そのような中、私にできることは何かと考え、毎日明るく朗らかに笑って過ごすことと、「絶対良くなる! 必ず良くなる! 」と考えることだと思い、取り越し苦労することをやめました。夫も「心配ない、大丈夫。俺が家庭を守るから。」と言ってくれ、私はその言葉を信じました。ところが、夫がハローワークに通って、面接が進むものの再就職はなかなか決まりませんでした。

しかし、私は人のために何か働くという心を起こせば、働く仕事が見つかると信じ、いつも笑顔で過ごすようにしました。普段から心穏やかにいられたのは、白鳩会の方々が誌友会で私を優しく励まして、楽しい話をしてくださったことや、学んだばかりの基本的神想観を日々実修し「自分の中に神がいて、いつも満たされている。」と感じていたからでした。

そうして、夫の再就職が決まったのは1年半後のことでした。夫は「ありがとう。いつもニコニコしてくれたから助けられた。」と言ってくれました。

夫の再就職先はタクシー運転手でした。私は夫が健康に働けることに感謝して過ごしました。夫の仕事が落ち着いてきた頃、コロナ禍となり誰も家から出ない状況となりました。しかし、「心配することはやめよう。」と、夫に状況を聞いてみたところ、コロナ禍でもそれなりに仕事があり、その大半が予約のお客様ばかりだと知りました。夫が休日の時、馴染みのお客様からの仕事の電話があると、仲間に連絡を取って素早く手配をしている様子も見ました。夫は自分だけが営業成績を取るのではなく、ノルマを達成すれば「今日はもう休む。締め切り近いし、まだ達成していない人がいるから。」と与える気持ちが強い人です。

そのような夫なので、私にできることは何かと考え、2019年4月に入会させていただいた栄える会に祝福禄を出すことができるのを思いだしました。幼い頃から神様事が大好きな私は、夫の健康を願おうと思い、夫を祝福録に加えてさせていただきました。

また、私は姉夫婦にも祝福録のことを伝えました。リハビリ職をしている姉のご夫の治療院を祝福録に追加することをおすすめしたところ、最近では、大手の病院からリハビリの手伝いであちらこちらと重宝されるようになり、お客様から「あんたどこで、やってるの? 」と聞かれ、治療院にお越しになったとのことで、とても喜んでくださいました。姉の夫からは「こんなにたくさんのお給料もらったことがない。」と言われ、紹介して良かったと思いました。

今では、神想観を実修することで、「私は神様と一体。今日も私のお役をさせていただこう。こんなに護られて幸せなのだから。」と心晴れ晴れに1日をスタートしています。これからも神想観で「神様と一体」の日々を過ごしてまいりたいと思います。


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