◇「僕は働かない」宣言
私の長男は専門学校を卒業して5年間働き、突然辞めてしまいました。
程なくして、友人から誘いがあり働き出しましたが、2カ月も経たないうちにまた辞めてしまい、「もう僕は働かない」と宣言して家に閉じこもってしまったのです。
その頃から、私は生長の家の用事で家を空ける事が多くなりました。それがかえって良かったのです。
息子のぐうたらしている姿を見ていたら、きっと嫌味を言っていたでしょう。
それで修羅場になっていたことだと思います。
その頃、23才になる長女は何をしているのかわからず、次男も高校を中退して定職に付いておらず、現象的には大変なことになっていました。
そんな中、私は生長の家の地元の役職をさせて頂き教化部にも頻繁に行かせて頂き、心が明るくなっていきました。
◇思わぬお誘い
講師の方がいいと言われる事は出来る限りしました。
生長の家のK教化部長からのご指導で、朝起きて良き言葉を言う事、『日時計日記』にも書きました。
母親教室に来て頂いた講師に教えて頂き、普及誌に載っていた「子供たちの天分に適う、出来るだけ多くの人々が幸せになる方向にお導きください。すべて神様の御手に委ねます。神様の御心の如く最も良き方向に最も正しき方向にお導きくださいますことに感謝いたします」との言葉を毎日書きました。
息子が5年間働いていた会社も聖使命会員としてやめずに納め続け、すぐ近くに一人暮らししている姑のところに出来るだけ毎日様子を見に行き、仏壇にお聖経をあげました。
そうしているうちに息子は、友人の結婚式で前の職場の上司と再会。
前の上司は、息子が無職なのを知り、「また職場に戻らないか」と言ってくださいました。
しかし息子は嫌で辞めたのですから、行く気は全くありませんでした。私は祈りました。
ご先祖様にも息子の天分に適うなら良き方向にお導きくださいと祈りました。
すると、上司の方が熱心にお誘い下さり、息子もとうとう重い腰をあげ、話だけでも聞いてくると面接に行きました。息子の条件をある程度聞いて下さる事になり、今年2月、めでたく就職出来ました。
ぶらぶらしていた期間は、実に2年間でした。
昨年末頃に練成会(合宿形式で真理を学ぶ生長の家の行事)のお手伝いのお話を頂き喜んでお受けさせて頂きました。
その頃から子供たちの事が好転し始めました。
娘は素晴らしい方との良縁があり結婚が決まりました。
次男もまた、本人の天分に適う就職が決まり、今は喜んで仕事をしています。
神様の世界やなぁと本当に毎日感謝で一杯です。
一人でも多くの方にこの素晴らしい世界を知って頂きたく、ますます光明化運動をさせて頂きます。
(大阪、K.Yさん)