◇父と同じく・・・
私の父は優しい働き者でしたが、お酒を飲むと人が変わり、家族を悲しませました。私は「絶対にお酒を飲まない人と結婚しよう」と思いましたが、縁あって結婚した主人は、父と同じようにお酒に飲まれる人でした。
私は勤め先の同僚に、毎日主人のことで愚痴をこぼしていました。話を聞いてくれたその人が生長の家の信徒でした。
その人から生長の家の月刊誌を頂いて読み、お話も聞きに行きました。「人生は自分の心の展開で、自分の心が変われば環境が変わる」と教わりましたが、「主人が悪いのに、どうして私が変わらなければ家族が良くならないのか」と、納得できませんでした。
◇良いところを書き続けて
その後入信し、家族全員が聖使命会員になりましたが、一つも良いことはなく、ある時、生長の家の講師に泣きながら電話して、「生長の家に入っても、何も良いことなんかない、お陰もない」と言いました。講師は、何も言わずに私の話を聞いて下さり、「Cさん、お陰信仰はやめなさい。」と励まして下さいました。
講師の話を聞いて、主人と子供の良いところをノートに書き続けるようになり、少しずつ気持ちが明るく変わりました。
「お父さん、ごめんなさい。今まで私が悪かったのです」と謝ると、主人は「俺も悪かった。もうお酒はやめるよ。」と言って、それ以来、一滴もお酒を飲むことはありません。
今は、毎朝主人が起きてきましたら、「お早う」と挨拶をした後、ハイタッチし、笑いの練習をします。夜は主人と先祖供養をしています。
『日時計日記』を書くことによって、日常生活の中に幸福があり、喜びがあり、明るい良いことが一杯ある事がわかりました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。(旭川、F.Cさん)