
2016.09.10季節の恵みに親しむこと
あっという間に夏から秋へ こんにちは、SNIオーガニック菜園部長の小池です。
あっという間に夏が終わり、秋になりました。
わが家の家庭菜園のミニトマト、枝豆、ピーマンの収穫もほぼ、終わりました。 畑の脇にある紫蘇やハーブ類は、花が咲き、種をつけようとしています。 また、実家の父がわが家に来てくれた時に、 毎年、庭のあちこちでこの季節に 可愛い白い花を咲かせている植物が、 日本ハーブの一種「ゲンノウショウコ」であることを教えてもらいました。
日本ハーブが庭にはいっぱい
ゲンノウショウコは、古くから日本では、 漢方薬としても使われていたということで、 煎じて飲むと、整腸作用があるのだというのです。 少し前から、日本ハーブの勉強を始めましたが、 わが家の庭にはゲンノウショウコのほか、つゆ草、オオバコ、 スギナなどの日本ハーブが、たくさん生えている事を知りました。 そして、そのいずれも、食べたり、煎じてお茶にしたりすると、 私達の身体にも良い効果があることも知りました。
今まで、庭の草全般を雑草と思っている時は、 感じませんでしたが、一つ一つの植物の事を詳しく知ると、 自然界に、なんと私達の身体を維持してくれる植物の多いことか、 とっても感動しました。 夏野菜が身体を冷やし、秋冬野菜は身体を温めると言われていますが、 それも理に適っていることですね。 漢方薬なども、昔の人が、自然界から得た知恵によって、作られていたのだと思います。 私達は、自分たちの知恵で、生きているような気になっていますが、 実は、自然界から、たくさんの恵みを受けていきているのだと思います。
四季を感じて生きる 朝晩の気温が15°前後になり、秋野菜が育てやすい時期になり、 大根、株、小松菜の種をまきました。 ほどなくして、かわいい芽がたくさん出てきました。 
現代は、冬でも夏野菜が食べられるような技術が発達し、 お店にはたいていの野菜が置いてありますが、四季の移ろいの中で、 暑さ、寒さを感じながら、 その時々に自分の住んでいる地域で得られる「季節の恵み」に親しみ、 自然と共に生きていくことこそ、 私達人間の生きがいなのではないか、と思う今日この頃です。
(小池 聖明)