オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2016.08.06菜園作りは子育てに似ている

雑草は悪じゃない
こんにちは、SNIオーガニック菜園部の水島です。

ここ北杜市でも夏らしい気候となり、 連日、庭の菜園ではなすやきゅうりが実っています。 すくすくと生長するのは雑草も同じ。
気を抜くと、草が勢いよく生い茂ってしまいます。

少し前までは草が生えてくると、 「抜かなきゃ・・・」とただただ憂鬱になっていました。
しかし菜園作りの「先輩」や有機農法の勉強会で教わるうちに、 雑草への見方、接し方が変わりました。 雑草は益虫の住みかにもなり、 土の適度な水分保持にも役立つと言います。 作物の近くまで雑草が茂れば、日光を遮ったり、 湿気を増やして病害虫を招いたりというデメリットもありますが、 邪魔者ではない、悪ではないと思うと、 とても嬉しくなり、気も楽になりました。

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長い目で楽しむ
天気が悪かったり、帰宅が遅かったりする日が続くと、 庭はすぐ草ぼうぼうになってしまいます。 しかし、教わった草マルチをしたり、 苗の周辺に適度に雑草を残しておいたりが功を奏しているのか、 躍起になって水やりをしなくても苗が枯れなくなりました。 雑草はあってもよい、雑草にも意味がある、 必ずしも整備された環境を用意しなくてもよい、と思うと、 菜園作りは子育てに似ているな、と思います。 思うように野菜が生長しなくても、 長い目で見守り、その時を楽しんでいきたいものです。
そろそろ秋冬野菜を植えるために、 土作りを始める時期。 以前は実りだけを見ていましたが、 土も周囲の草もそこに住んでいる虫たちも、 みんな愛しく思えます。 (水島 育子)


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