
2018.04.23自転車に乗り始めて、歯磨きと食べ物に気をつけようと思った話。
▽坂の多い町なれど
こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局の水島です。
少し前に、自転車に乗り始めました。住んでいる場所には坂が多く、「歩いた方が楽」と思って、1年に数回ほどしか乗っていませんでした。しかし、一念発起して、職場でレンタサイクルの小径車を借りて帰り、通勤を試みました。
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▽標高差600メートルを登りながら気付いたこと
住んでいる職場の寮から職場までは、約12キロ、標高差が600メートル超あります。この距離を歩いて通勤したこともあり、そのときは2時間半超かかりました。
小径車で半ば後悔しながら、坂、また坂を上りました。自然の中を走るのは確かに心地よいですが、それは私のような初心には、平地と下りと停止時のみ。そこそこ体力はある方だと思っていますが、これはなかなか大変な道。
それでもペダルを前へ、前へと漕いでいて湧き上がってきたのは、このカラダがあるってすごいことだな、という感情です。
▽「肉体は恵み」の実感
自宅と職場を通勤バスで往復する生活。現代の多くの、それも都会の人の暮らしがそうであるように、私の生活もカラダを思い切り使う、ということが、いつの間にか少なくなっていたんだと気付きました。へとへとでも、ペダルを漕げば、筋肉が動いて、登っていける不思議。「肉体は恵み」がようやく実感になりました。
▽そうだ、歯を丁寧に磨こう!
その日帰宅して、ふと思ったのは、歯を丁寧に磨こう、ということ。私の歯は、特に出産後、トラブル続きで、半ば諦めていたのですが、「肉体は恵み」という深い思いが、カラダを大切にしよう!という気持ちにつながりました。
同様に、カラダに入れるものも、本当によいものだけにしたい、と思いました。
今までも食材の選択には心がけてきましたが、カラダの隅々まで感謝の気持ちでよき食べ物を届けたい、と思うようになったのです。
▽思いを込めて種まき
そんなわけで、この春は今まで以上に思いを込めて、種まきの季節を迎えています。すでに畑にジャガイモとねぎを植え付けました。無農薬の野菜を販売する社会福祉法人で買ったポットのニラは、気に入っている鉢に植え替えてキッチンに置いています。できる範囲だけれど、今年も野菜を丁寧に育てて、自分や家族のカラダに届けたい―今まで以上に深くそう思えるようになったのは、自転車のお陰です。
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(SNIオーガニック菜園部事務局 水島育子)