
2016.08.13自然との共生や地域社会への貢献
自然との共生や地域社会への貢献
こんにちは、SNIオーガニック菜園部の源です。
山梨県北杜市に移り住んでから、 真っ先にはじめたのが地元のみなさまとの交流でした。 移住の目的として、自然との共生や 地域社会への貢献は大切なテーマでした。 そこで、積極的に地元で開催される 自然や農業に関するイベントに参加、 またはボランティアをするようになりました。 農業に従事する地元の友人も徐々に増え、 お手伝いする機会も増えました。
自然豊かな富山で生まれ育ち、 両親も兼業で米や野菜を作っていたので、 子供のころは田畑に出てお手伝いをすることもありました。 しかし農業の知識はほぼゼロに等しいので、 こちらに来て農家のみなさまのお手伝いをすることで、 いろいろお勉強させていただけます。
人と自然を結び、人と人を結ぶ
移住当初、山梨県富士川町の World Café Guest House(WCGH)*さんの 企画の田植えイベントに参加しました。 富士山が美しく見える絶景の場所で 田植え体験に参加させていただきました。 手作りの昼食をごちそうになり、 自然にも人にも優しい暮らし方をみせていただきました。
WCGHさんは、4つのすばらしいコンセプトのもと ゲストハウスを経営されています。 1、地域活性の拠点、 2、持続可能な暮らしの実践・発信の場“エコハウス” (環境にやさしい暮らし:かまど、ウッドガスストーブ、 薪風呂、ソーラークッカー等の活用)、 3、心と身体と地球にやさしい食をみんなで作る (可能な限り地元の食材、無農薬のものを使用)、 4、農的な暮らし (自給の暮らしや自然と共に自らの手でつくる暮らしの実践)です。
環境破壊や地球環境問題を引き起こしてきた 経済成長至上主義の現代において、 “自然との共生”を実現していくためには、 私たちのライフスタイルを 根本的に変える必要があると思います。 WCGHさん一家は、われわれのお手本となる 自然と人間と調和した暮らしを実践されていて、 たいへんすばらしいと思いました。
また、その時に一緒だった 参加者2人との交流は続いており、 ひとりは今でもイベントやボランティアに 共に参加する仲間です。 もうひとりは、リユース食器のレンタル・販売している “NPO法人スペースふう**”に勤務され、 昨年わが職場で開催された“自然の恵みフェスタ” (今年は10月22日(土)~23日(日)開催***)では、 そちらのリユース食器を利用させていただきました。 このように、仲間の輪もどんどんと拡がっていっております。
わたしたち菜園部の取り組む、 オーガニックな野菜作りは、 年齢や性別に関わらず、またどんな居住地域の方でも、 ふだんの生活の中で取り組むことのできる 環境にも心にも優しい活動です。 さらに、私たちの活動は、 人と自然を結び、人と人を結ぶ、 “結びつき”を大切にする活動だなあとうれしくなります。 この活動を通して、野菜作りをされるみなさまと情報を共有し、 活動を共にし、協力し合い、 地球環境にできるだけ負荷を与えない、 かつ美味しいオーガニックな野菜づくりの すばらしさを全世界に発信していきたいと思います。
* World Café Guest Houseのホームページ:
http://www.worldcafeguesthouse.com/
**NPO法人スペースふうのホームページ: http://www.spacefuu.net
***自然の恵みフェスタ2015のサイト: