
2018.12.03子ども食堂に行ってきました
こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局の松尾です。
先日、「長坂子ども食堂」に行ってきました。
◇ 6人に1人が「貧困状態」
日本では、子どもの6人に1人が「貧困」の状態にあると言われており、
その状況を顧みて、生長の家でも子どもの貧困問題にできることからはじめようと、
月に1回、子どもたちにノーミート(お肉を使用しない)食事を無料提供しています。
これまで私は、来ている方は、母親がお子さんを連れてこられている方がほとんどと思っていましたが、実際に食堂に行き驚いたことは、父親とお子さんだけで来ている方が2組もいらっしゃったことです。
なお、長坂子ども食堂では、どなたでもお越しいただきやすい場にしようと、「お子様と保護者の方であれば、どなたでもどうぞ」と呼びかけています。
実際に私も子供食堂のメニューをいただきました。
当日のメニューは以下のものでした。
(子供食堂のFacebookページより転載させていただきました。ぜひ、ご覧ください。
https://www.facebook.com/nagasakakodomosyokudo/)
◇熱過ぎないのも配慮
シチューを一口いただいたとき、「少し温度が低い」と感じましたが、妻によると、子どもが食べやすいためだと聞いて納得しました。
他のメニューも、地産地消で有機栽培の安全な食材が選ばれており、お肉を使用せず、工夫されたやさしい味でした。
当日は、はじめて参加する方がいたり、地元の公益財団法人キープ協会(http://www.keep.or.jp/)の方が見学に来ておられたりして、地域に開かれている雰囲気でした。
子ども食堂については、生長の家の月刊誌『白鳩』でも紹介されています。
ご参考になさってください。
また、今年9月の県内の新聞には、山梨県内で12カ所の子ども食堂が開催されているにも関わらず、開催地域に偏りがみられるとのことが掲載されていました。
このような現在の状況の中で、継続して子ども食堂を開催していくことは、小さないのちを救っていく「愛の実践」の大切な場所なのだと改めて実感させられました。これからも、少しづつでも、この取り組みが広がっていくことを願います。
(SNIオーガニック菜園部事務局 松尾憲作)