2020/12/28
2020年が終わろうとしています。皆さん、今年はどのような年でしたか。今年の初めには、まさかこのようなコロナ感染の危機に陥る年になるとは予想もつきませんでしたね。
こんな2020年ですが、私のようなビートルズファンにとっては、少し因縁のある年でした。というのは、ビートルズ結成60年、解散50年、ジョン・レノン生誕80年、没後40年の節目にあたる年だったからです。
冒頭の俳句は、12月8日のジョン・レノンの忌日に作った私の俳句です。レノン忌は、まだ角川俳句歳時記には掲載されていない季語ですが、有名な俳人もこれを季語として俳句を作っています。
音がかたまるとはどういうことか?ご自由に解釈していただければと思います。
ただ、「レノン忌」ということから、モノラルの音とは、モノラル盤のレコードのことかなと想像していただけたかなと思います。
ジョン・レノンはご存じの方も多いと思いますが、ビートルズ解散後も世界の平和を願って音楽やパフォーマンス活動を行っていました。環境問題にも、未だ世間の関心が薄かった1970年頃には危惧を顕わにして環境保全にまで言及することがありました。
現在、東京六本木で、「ダブルファンタジー ジョン&ヨーコ展」
が開催されています。あいにく私もこのコロナの状況下、このイベントには行かずに、先日放映されたNHKの番組でそれを見ました。
https://www.universal-music.co.jp/john-lennon/news/2020-11-13/ (番組サイト) これらのサイトを見て私が感じたのは、レノンの世界の平和を願う心というのは今も生きているのだなということです。また、彼のファンが共感するのは、平和へのメッセージ(たぶん人類と自然への愛)とそれを発信しようとする行動力なんだなと思いました。
レノンの「All You Need Is Love (愛こそはすべて)」「イマジン」などの曲から私が感じた、彼が現代に送るメッセージを表現してみるとこんな感じです。
今、だれもが地球がいつまでも美しくあり続けるために
このままではいけないことを知っている
でもなにもしようとはしない
それともなにかしているかい
自分がなにができるかを考えることが大切なのさ
そして今が行動を起こすとき
ライフスタイルを変えるときなんだ
もうすぐ新しい年が来ます。地球環境を破壊しないライフスタイルを、心新たに実践していきたいと思う今日でした。(12月26日記)
(環境共生部 桜井伸)